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看護師資格を目指す人必読!国家試験合格までの道のり【2026年最新版】

人生のセカンドキャリアとして看護師を目指したい、手に職をつけて安定した仕事に就きたい、人の役に立つ仕事がしたい——そんな想いを抱いて看護師資格取得を検討している皆さんに向けて、国家試験合格までの具体的な道のりを詳しく解説します。
未経験から看護師になるには様々なルートがあり、社会人や主婦の方でも十分に目指せる資格です。本記事では、資格取得に必要な条件と手順を段階的にご紹介し、あなたの状況に最適な方法を見つけるお手伝いをします。

看護師国家試験の最新データと試験概要

 

合格率と受験者数から見る現実

2025年に実施された第114回看護師国家試験では、受験者数63,131人、合格者数56,906人、合格率は90.1%でした。合格率は毎年90%前後で推移しており、しっかりと準備をすれば十分に合格可能な試験です。

しかし、ここで注目すべき重要なデータがあります。新卒者の合格率は95.9%と非常に高い一方で、既卒者の合格率は44.9%という現実があります。この大きな差は、養成学校でしっかりと学習した直後に受験することの重要性を示しています。一度社会に出てから再チャレンジする場合、学習環境の確保や最新知識のアップデートに苦労する傾向があるのです。

試験の詳細と合格基準

看護師国家試験は年に1回、2月中旬に実施されます。試験時間は午前・午後合わせて5時間20分、全240問のマークシート式という、体力と集中力を要する試験です。

出題形式と配点

  • 必修問題:50問(1問1点、50点満点)
  • 一般問題:130問(1問1点、130点満点)
  • 状況設定問題:60問(1問2点、120点満点)

合格基準

  • 必修問題:80%以上の得点(40点以上)が必須
  • 一般・状況設定問題:2025年は148点以上(250点満点)

この二つの基準を同時にクリアする必要があります。特に必修問題は50問中10問しか間違えることができないため、基礎的な知識を確実に身につけることが重要です。

看護師資格取得への具体的なルート

基本的な受験資格の理解

看護師国家試験を受験するためには、厚生労働省が認定した看護師養成機関で3年以上の教育を修了する必要があります。これは法律で定められた絶対条件であり、独学や通信教育だけでは受験資格を得ることはできません。

高校卒業からの直接ルート

高校を卒業している方(または同等の学歴がある方)は、以下のいずれかの養成機関に進学することで看護師を目指せます。

看護専門学校(3年制) 最も一般的なルートで、全国に約500校以上存在します。初年度納付金の平均は約102.4万円で、3年間の総額は約257.5万円~324万円となります。

学費の内訳は、入学金約18万円、授業料年間約73万円、実習費年間約6.6万円、設備費年間約13.4万円です。大学と比較して学費が抑えられ、実践的なスキル習得に重点が置かれているため、1年早く資格取得・就職が可能というメリットがあります。

看護大学(4年制) より深い専門知識と幅広い教養を身につけたい方には、4年制大学がおすすめです。私立看護大学の場合、初年度で約200万円前後、卒業するまでには500万円~700万円程度の学費がかかります。国公立大学であれば、4年間で約240万円程度に抑えることができます。

大学のメリットは、保健師・助産師の受験資格も同時取得可能(統合カリキュラム校の場合)、就職後の給与が専門学校卒より高い傾向にある、研究やマネジメント分野への進路も開けるという点です。初任給では数千円程度の差でも、生涯賃金で考えると大きな差になることもあります。

社会人向けの多様な取得ルート

すでに社会人として働いている方、家庭を持っている方でも、看護師を目指すことは十分に可能です。むしろ近年は、社会経験を持つ看護師が患者さんとのコミュニケーションに優れているとして、医療現場で高く評価される傾向にあります。

准看護師からのステップアップルート 社会人の方には、まず准看護師資格を取得してから看護師を目指すルートがおすすめです。准看護師養成所は2年制で、半日制や夜間制のコースが用意されており、働きながら学ぶことが可能です。

准看護師の費用の目安は100~150万円程度と、看護師養成機関よりも比較的低コストです。准看護師資格取得後は、看護師学校養成所2年課程で全日制・定時制(昼間・夜間)・通信制から選択できます。

定時制課程の活用 日中午後から、あるいは夜から授業を行う「定時制(修業年限3年)」は、働きながら看護師を目指す方に適しています。修業年限は3年と全日制より1年長くなりますが、日中は働いて収入を得ながら、夜間や休日に学習できるというメリットがあります。

実際、多くの定時制課程の学生は、昼間は病院で看護助手として働きながら、夜間に学校に通うというスタイルで資格取得を目指しています。この方法なら、経済的な負担を軽減しつつ、実務経験も積むことができます。

通信制課程の可能性 准看護師として7年以上の実務経験がある人は、通信制の看護師学校養成所に進学することも可能です(2026年4月からは5年以上に短縮予定)。

通信制のメリットは、2年制でオンライン授業が中心であり、出席が必要な実習などの回数も少なく設定されていることが多く、仕事と学校の両立がしやすい点です。自分のペースで学習でき、地理的制約も少ないため、地方在住の方や育児中の方でも挑戦しやすいルートです。

学費負担を軽減する奨学金制度の活用

看護師を目指す上で最も大きなハードルの一つが学費です。しかし、看護師という職業の社会的重要性から、様々な奨学金制度や学費サポートが用意されています。

国の支援制度

高等教育の修学支援新制度 経済的な事情があっても進学できるよう、学費の免除や減額、奨学金の給付などを実施する制度で、一般的に「高等教育無償化制度」と呼ばれています。世帯収入や資産の要件を満たせば、授業料等の減免と給付型奨学金の両方を受けることができます。

日本学生支援機構奨学金 最も一般的な奨学金制度で、貸与型奨学金(第一種:無利子、第二種:有利子)と給付型奨学金(返済不要)があります。第一種奨学金は特に成績優秀者や経済的に困窮している学生が対象で、卒業後に無利子で返済していく形です。

看護師特有の奨学金制度

看護奨学金制度(お礼奉公型) 卒業後に指定の病院で一定期間働くことで返済が免除される仕組みです。多くの場合、3年間勤務すれば全額返済免除となります。これにより、学費の負担を大幅に軽減できると同時に、卒業後の就職先も確保できるという大きなメリットがあります。

ただし、指定病院での勤務が義務となるため、途中で退職した場合は一括返済を求められることもあります。契約内容をよく確認し、自分のキャリアプランと照らし合わせて検討することが重要です。

病院独自の奨学金 多くの医療機関が独自の奨学金制度を設けており、卒業後にその病院で働くことを条件に、学費の一部または全額をサポートしています。特に看護師不足に悩む地方の病院では、手厚い奨学金制度を用意しているケースが多く見られます。

学校独自の支援制度

やる気のある学生を資金面からサポートする特待生制度を設けている看護専門学校も多数あります。成績優秀者には授業料の減額や全額免除という制度もあるため、入学後も学業に励むことで経済的負担を軽減できる可能性があります。

効果的な国家試験対策の方法

出題範囲の把握と学習計画

試験科目は「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」「健康支援と社会保障制度」「基礎看護学」「地域・在宅看護論」「成人看護学」「老年看護学」「小児看護学」「母性看護学」「精神看護学」「看護の統合と実践」の11科目です。

この膨大な範囲を効率的に学習するには、計画的なアプローチが不可欠です。養成学校のカリキュラムに沿って基礎から着実に学んでいくことが、最も確実な合格への道です。

学習方法の具体的なポイント

過去問題の徹底活用 過去問や出題傾向を分析することで、繰り返し出題される問題(プール問題)の傾向も見つけられます。最低でも過去5年分、できれば10年分の問題に取り組みましょう。過去問を解くことで、出題形式に慣れるだけでなく、自分の弱点分野も明確になります。

時間配分の練習 看護師国家試験は出題数が多く、制限時間内にすべての問題を解き終えるのが難しい試験です。午前120問を2時間40分、午後120問を2時間40分で解く必要があり、1問あたり約1分20秒しか時間がありません。そのため、時間配分の練習は試験結果を左右する非常に重要なポイントとなります。

必修問題の重点対策 必修問題は80%以上の正解が必要で、50問中10問しか間違えることができません。しかし、必修問題は基礎的な知識を問う問題が中心のため、教科書レベルの内容を確実に理解していれば十分に対応可能です。むしろ、ケアレスミスで落とさないよう、慎重に解答することが重要です。

看護師のキャリアパスと将来性

給与水準と経済的安定性

新卒看護師の初任給(平均給与総額)の平均額は27~28万円で、手取り額は21万~23万円となっています。看護師の平均年収は519万7000円(平均年齢41.2歳)と、日本の全職種平均を上回る水準です。

地域や施設規模による差も存在します。1位の東京都は564万円であるのに対し、最下位の鹿児島県は396万円と、200万円近い差があります。また、500床以上の大規模施設が最も高く、99床以下の小規模施設が最も低い結果となっており、月額で1万5000円程度の差があります。

看護師のやりがいと魅力

看護師100人に聞いた「やりがいを感じる瞬間」の1位は「患者さんや家族から『ありがとう』と感謝の言葉をもらったとき」でした。「人の役に立ちたい」「困っている人を助けたい」そんな思いが強い人にとっては、やりがいを感じる機会が多い仕事です。

看護師という職業の最大の魅力は、専門性とキャリアの安定性です。看護師になるには国家資格が必要で、かつ慢性的な看護師不足により需要も高いため、「キャリアを積みながら、1つの職種で長く働きたい」という人にぴったりの仕事です。

働き方の多様性

高齢社会の影響による介護の現場、在宅医療、企業のメンタルヘルスなど、時代とともに看護職が活躍できる場は増えています。病院だけでなく、クリニック、訪問看護ステーション、介護施設、デイサービス、保育園、学校、企業の健康管理室、美容クリニックなど、様々な選択肢があります。

ライフステージの変化に応じて、急性期病院からクリニックへ、病棟勤務から訪問看護へ、夜勤ありからデイサービスへなど、働き方を柔軟に変えることができるのも看護師という資格の強みです。

今こそ看護師を目指すべき3つの理由

1. 社会からの強いニーズ

2025年には看護師の需要推計が188万~202万人であるのに対し、供給推計は175万~182万人と、6万~27万人が不足するとされています。この人材不足は、看護師を目指す方にとって大きなチャンスを意味します。就職先に困ることはなく、より良い条件の職場を選べる立場にあります。

2. 生涯にわたる安定性

看護師になる大きなメリットは、生涯役立つ免許を持つことができ、働く場所や働き方が選べることです。結婚や出産、引っ越しなどライフステージが変化しても、資格があることで新しい環境でも活躍できます。一度現場を離れても、復職しやすいのも看護師という職業の特徴です。

3. 人間的な成長

看護師の仕事は、技術的なスキルだけでなく、人間性やコミュニケーション能力も高める職業です。患者さんや同僚との関わりを通じて、人として大きく成長できる仕事です。生老病死に向き合う中で得られる人生経験は、他の職業では得難いものです。

まとめ:あなたの「看護師になる」夢を実現するために

看護師資格の取得は決して簡単な道のりではありません。3年以上の養成期間、数百万円の学費、そして国家試験の合格という、いくつものハードルがあります。しかし、未経験からでも十分に目指せる資格であることも事実です。

様々な学習ルートや支援制度が用意されており、あなたの現在の状況——社会人、主婦、高校生、準看護師——に最適な方法を選択することができます。経済的な不安があっても、奨学金制度を活用すれば学費の負担を大幅に軽減できます。

看護師になるという夢を諦める必要はありません。一歩ずつ着実に前進すれば、必ず目標を達成できます。あなたの「人の役に立ちたい」という想いを、看護師という専門職を通じて実現してみませんか。

新しいキャリアへの第一歩を踏み出すあなたを、看護業界全体が温かく迎え入れてくれるはずです。看護師資格取得への道のりは、あなた自身の人生を豊かにし、同時に多くの人々の健康と幸せに貢献する、意義深い挑戦となるでしょう。

看護師資格を取得した後のキャリアを考えているなら

資格取得後、どのような環境で看護師としてのキャリアをスタートさせるかは、その後の人生を大きく左右します。未経験者やブランク復帰者への手厚いサポート、ワークライフバランスを重視した働き方、看護師が主役として活躍できる環境——そうした職場の選択肢の一つとして、私たち中銀インテグレーションもあります。

資格取得後の働き方についても、ぜひ情報収集の選択肢に加えてみてください。

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